衝撃吸収材メモリーフォーム(R)とは

衝撃　吸収　あなたの大切な商品を守る
メモリーフォーム(R)（ポリウレタンフォーム）

衝撃を吸収する素材ってどんなものがあるの？

• ポリウレタンフォーム
  ポリウレタン樹脂。柔らかな質感で、クッション性・耐久性に優れている。硬さの種類が豊富。
  用途：精密機器の梱包、椅子等のクッション材
• エアーキャップ（気泡緩衝材）
  プチプチという愛称で呼ばれる、空気が入った丸い粒がシートに敷き詰められた緩衝材。
  加工しやすく、安価なところが魅力的。少量であれば、100均などでも入手可能。
  POINT★カットする際は、凹凸がないツルツルした面を上側にしてカットするとまっすぐにカットしやすい。
  用途：CD、書籍、食器、雑貨など幅広く利用
• ポリエチレンシート
  薄く柔らかいため、複雑な商品を包むのに適している。
  緩衝性、保温性、防水性といったさまざまな利点を持っている。
  用途：ガラス製品や陶器の梱包
• エアークッション
  ビニール内部に空気を入れた緩衝材。軽いのが特徴。
  用途：商品と箱の隙間を埋めるために使用
• 巻きダンボール（片面ダンボール）
  ダンボールをロール状に巻いたもの（二層構造）。
  薄く柔軟性があり商品に形を添わせることが出来るところが魅力。
  また、古紙回収が可能で環境やさしい。ただ、衝撃に弱い商品には向かない。
  用途：商品を包むのに適している（ワインボトル等）、自動車部品（オイルがついても吸収してくれる）
• バラ緩衝材
  楕円形まゆ型のものが一般的。クッション性に優れている。
  用途：小さな隙間を埋めるのに適している 
• プラスチック系緩衝材
  発砲スチロールが一般的。クッション性に優れ、重量がある製品の梱包に適している。
  柔軟性はないため、商品の形状に合わせた加工が必要となる。
  用途：TVなど電化製品の梱包

メモリーフォーム(R)って何？

ポリウレタンフォームに属する。
中密度でオープンセルタイプの人間工学ポリウレタンフォーム。
→オープンセルとは…閉殻空洞が泡のように多数集まっている状態のもの。

＜長所＞
接触部分の圧力をより平均的に分散させて受け止める構造（オープンセル）の為、
衝撃緩和に有効なだけでなく、柔らかく粘弾性がある為エネルギー吸収力に優れている。
高いエネルギー吸収性と温度によって柔らかく変化するユニークな特性を併せ持つ。
RoHS指令対応。

柔らかく変形可能なため、カッターやはさみ等でカットすることが可能。
硬さは4種類あり、用途によって最適なものを選択することができる。　　　　

＜短所＞
引き裂き強度が弱い為、クッション等への使用はカバーの利用を推奨。
シンナーやアルコール等の溶剤は使用不可。
また水やお湯での丸洗いは組織がもろくなる原因となる。
もし、大量の水を含んだ場合は、(洗濯機の)遠心脱水を利用した後、自然乾燥。

メモリーフォーム(R)の種類

硬い順に CF47（グリーン）→　 CF45（ブルー）→　 CF42（ピンク）→ CF40（イエロー）　　

低反発性、高いダンピング特性、そして優れた衝撃吸収能力を持つメモリーフォーム(R)で
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