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MENNEKES 2177Aとは?2175Bと対になるコネクタの仕様・結線方法を解説

MENNEKES コネクタ 2177A
MENNEKES コネクタ 2177A

「リーファーコンテナ(冷凍コンテナ)用の延長ケーブルの片方の部品を探しているけれど、2175Bとペアになるコネクタがどれか分からない」「発注しようとしたら、2175Bと2177Aの違いが分からず不安になった」——そんな方に向けて、MENNEKES公式のテクニカルデータシートをもとに、「コネクタ 2177A」について詳しく解説します。

この記事でわかること
・2177Aが2175Bとどう違うのか
・どんな場面で必要になるのか
・発注前に確認すべき仕様
・正しい結線方法と、よくある失敗

なお、プラグ 2175B本体については以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

詳しくはこちら:「MENNEKES 2175Bとは?リーファーコンテナ用プラグの基礎知識」


1. MENNEKES 2177Aとはどんな製品か

MENNEKES コネクタ 2177A
MENNEKES コネクタ 2177A

2177Aは、MENNEKES社の「AM-TOP」シリーズに属するコネクタ(ソケット)です。前回解説した2175Bが「プラグ(差し込む側)」であるのに対し、2177Aはそれを受ける「コネクタ(受け側)」にあたります。

MENNEKES公式サイト内で、2177Aは「リーファーコンテナ用(For reefer containers)」の製品カテゴリーに2175Bとともに掲載されています。詳しい特徴は、2175Bと同様です【 特徴についてはこちら 】。

2. どんな場面で2177Aが必要になるか

冷凍コンテナ用延長ケーブル

冷凍コンテナ用延長ケーブル

2177Aが実際に取り付けられる代表的な場所は、延長ケーブルの片端です。リーファーコンテナ用の延長ケーブルは、両端にMENNEKESプラグ(2175B)とコネクタ(2177A)を装着した構成になっています。

具体的な流れは以下の通りです。
1. リーファーコンテナ本体のケーブル先端には、プラグ(2175Bなど)が固定で付いている
2. 延長ケーブルの一方の端に付いているコネクタ(2177A)に、コンテナ側のプラグを差し込む
3. 延長ケーブルのもう一方の端(2175B)を、電源設備側の受け口に接続する

つまり、2177Aは"コンテナ側のプラグを受け止める「中継地点」"として機能する部品です。コンテナの設置位置と電源設備の位置が離れていて、標準のケーブルでは届かない場合に必要になります。

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※なお、まれなケースではありますが、電設設備側の電源供給口がインレット仕様となっている場合があります。その際は、2177Aを相手側コネクタとして接続して使用します。

インレットとコネクタ
インレットとコネクタ

3. 2177Aの詳しい仕様

2177A プラグ接続部
2177A プラグ接続部

MENNEKES公式のテクニカルデータシートに記載されている、2177Aの主な仕様は以下の通りです。

項目内容
製品シリーズAM-TOP
定格電流32A
極数4極
クロックポジション3h
定格電圧(AC)380〜440V
定格周波数50〜60Hz
保護等級IP67
接続方式ねじ端子式(Screw terminals)
コンタクトニッケルめっき、高耐熱コンタクトキャリア
重量385 g
許容周囲温度-25℃〜40℃

(出典:MENNEKES公式テクニカルデータシート「Connector AM-TOP 2177A」)

2175Bと同様の仕様[380〜440V・32A・4極・3h・IP67]を持っており、対になる製品として設計されていることが分かります。発注の際は、この仕様が手元のプラグと一致しているかを必ず確認してください。

4.【注意】発注前に確認しないと起こりがちな失敗

2177A ケーブル接続部
2177A ケーブル接続部

2177Aに限らずAM-TOPシリーズの結線作業では、端子への線端処理でつまずくケースが実際に報告されています。

MENNEKES社は、線端処理としてフェルール端子(角形・ガス密圧着)の使用を推奨しています。しかし、日本国内で流通する棒端子は長さが足りず、接続不良の原因になる場合があることが報告されています(「コンテナのケーブルが切れた?(冷凍・冷蔵コンテナ用延長ケーブル MENNEKES)」)。

これは発注段階では気づきにくく、実際に施工してから「端子が短くて奥まで届かない」と判明するケースがあるため、部材を揃える段階で、対応する端子のサイズまで確認しておくことをおすすめします。

5. 2177Aへのケーブル接続方法(結線の基本)

データシートには、実際の結線作業に使える具体的な数値が記載されています。

  • 接続方式:ねじ端子式
  • ドライバーの種類:PZ2(プラスドライバー)またはマイナスドライバー対応のスロット
  • 推奨される線端処理:フェルール端子(角形・ガス密圧着)を取り付けること
  • 被覆のストリップ長さ:外装(ジャケット)50mm、導体(相・中性線)12〜17mm、接地線(PE)12〜17mm
  • 導体断面積:2.5〜6 mm²
  • 締め付けトルク:導体断面積2.5〜4.0 mm²の場合は0.8Nm、6.0 mm²の場合は1.2Nm

(出典:MENNEKES公式テクニカルデータシート「Connector AM-TOP 2177A」)

締め付けトルクの数値まで公式に明記されているため、施工時にトルクレンチなどで規定値通りに締め付けられているかを確認することで、緩みによる接触不良を防ぐことができます。接続作業は、必ず電気工事士など有資格者に依頼するようにしてください。

6. よくある質問

Q. コンテナに付いているプラグが2175Bかどうか分からない場合は?
A. プラグ本体の刻印または貼り付けられたシールで型番を確認できます。
型番の写真をお送りいただければ、適合するかどうかの確認も可能です。

Q. リーファーコンテナに付いているプラグが他社製のものでも、相手側コネクタとしてMENNEKES 2177Aを使用できますか?
A. はい、使用できる場合が一般的です。
リーファーコンテナの電源ケーブル先端には、通常、国際規格である IEC 60309-2 に適合した専用プラグが採用されています。そのため、接続相手側のプラグやソケットも同規格に準拠していれば、メーカーが異なっていても基本的な互換性があります。MENNEKESの2177AもIEC 60309-2に準拠した製品のため、規格に適合した他社製プラグとの接続が可能です。ただし、実際の使用に際しては、定格電流・極数・電圧仕様などが一致していることを必ずご確認ください。
なお、MENNEKESでは、性能や品質面での安心感を考慮し、プラグとソケットをMENNEKES製品で組み合わせてご使用いただくことを推奨しています。

Q. 在庫はありますか?
A. 弊社公式オンラインショップにてご確認いただけます。
通常、在庫分は営業日16時までのご注文で即日出荷させていただいております。ご希望数量に満たない場合は、ショップ内お問合せフォームよりご希望数量をお知らせください。おって、担当者よりご連絡させていただきます。
[在庫確認はこちら]

7. まとめ

2177Aと2175Bを接続

MENNEKES 2177Aは、2175Bと対になる「AM-TOP」シリーズのコネクタで、32A・4極・380〜440V・IP67という仕様を持ちます。リーファーコンテナ用の延長ケーブルにおいて、コンテナ側のプラグを受け止める部品として使われるのが代表的な用途です。

結線の際は、データシートに記載された締め付けトルクやストリップ長さの数値を守ること、そして日本国内の端子サイズについて事前に確認しておくことが、安全で確実な接続につながります。

下記でお困りの方はお気軽にお問合せください

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