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データセンターとは ー 電気供給を担う専用プラグMENNEKES(メネケス)

今注目のデータセンターについて特徴機能に触れながら簡単にご紹介

― データセンターを運営する上で欠かせない 電力供給を担う 専用プラグ MENNEKES(メネケス)についても合わせてご紹介 ―

データセンター

インターネットやオンラインサービス、エンターテイメント(Youtube、Netflixなど)、リモートワーク、スマートデバイス、オンライン取引等、私たちの効率的で快適な生活を支える「データセンター」。そのデータセンターの新設、増設に欠かせない電力供給用のコンセントにMENNEKES(メネケス)社製品が使用されております。
1981年9月よりMENNEKES(メネケス)の日本の代理店を務める(株)ケー・シー・シー・商会が私たちの日常生活やビジネス活動に密接に関わるデータセンターについて簡単にご紹介します。 

【  プラグ・ソケットについては こちら  】

データセンター

簡単にいうと、データの保存、管理、処理を行うための専用施設です。
データセンターは、企業や組織がITインフラを運用し、重要な情報を管理するために使用されます。

ITインフラは、情報技術を支えるための基盤や設備の総称であり、ハードウェア、ソフトウェア、
ネットワーク、データセンター、クラウドサービスなど、さまざまな要素で構成されます。

【役割】

データの保護と復旧をサポート

  • 大量のサーバーとストレージデバイスを配置
    企業や個人のデータを保存・管理し、必要なときにすぐ取り出せるようにしています。
  • 冗長性と可用性によりユーザーの利便性と信頼を取得
    ハードウェアやネットワークの冗長構成(システム内の重要な要素が二重化され、もし一方の部分に障害が発生しても、別の部分がその役割を引き継ぐことができるようにする仕組み)により、障害が発生してもサービスの継続性が保たれるよう設計されています。

可用性:システムが継続して稼働できる能力のことです。サービスの提供が不可能になる状態に陥ることが少なく、安定して利用することができるシステムは可用性が高いと言えます。

データセンター内および外部との高速かつ安全な通信をサポート

高速で信頼性の高いネットワーク設備を完備し、ストレスのない安全な通信を可能にしています。

【設備】

  • 冷却システム
    データセンターのサーバーは大量の熱を発生するため、効率的な冷却システムを完備しています。一般的に採用されている冷却方法は、空気冷却システム(CRAC・CRAH)です。
    ・CRAC(computer room air conditioner):データセンタールーム全体の空気を冷却
    ・CRAH(computer room air handler):冷水を使用して空気を冷却
  •  電力供給
    安定した電力供給が必須です。停電時にも運用が継続できるよう無停電電源装置(UPS)や発電機を設置し、大切なデータを守ります。

無停電電源装置(UPS: Uninterruptible Power Supply)とは、電気が急に止まっても、
コンピュータやサーバーが動き続けられるようにするための装置です。
UPSにはバッテリーが入っていて、普通の電気が使えなくなったときにすぐにこのバッテリーから電気を供給します。
停電が起きても、UPSはほんの一瞬でバッテリーから電気を送るので、コンピュータやサーバーが止まらずに動き続けます。

電気供給について詳しくはこちら
メネケス プラグ・ソケット
  • セキュリティ
    鉄壁のガード体制
    物理的なセキュリティ(監視カメラ、バイオメトリクス認証など)とサイバーセキュリティ(ファイアウォール、侵入検知システムなど)の両方が導入し、データの保護を行っています。

バイオメトリクス認証(生体認証)とは、人間の身体的または行動的特徴を用いて個人認証する仕組みです。
「指紋認証」、「顔認証」、「音声認証」、「静脈認証」、「虹彩認証」などがあります。

【種類】

1.  エンタープライズデータセンター: 大企業が自社で運営するデータセンター
 例えば、下記のようなものがあります。

施設名概要
Google Data CentersGoogleのデータセンターは、世界中に分散しており、同社の検索エンジン、
YouTube、Gmail、Google Cloudなどのサービスを支える基盤です。
Amazon Web Services (AWS) Data CentersAWSは、アマゾンが提供するクラウドコンピューティングサービスで、
世界各地にデータセンターを持ち、広範なサービスを提供しています。
Microsoft Azure Data CentersマイクロソフトのクラウドサービスであるAzureのデータセンターも、
世界中に広がっており、様々なクラウドサービスを提供しています。

2. コロケーションデータセンター: 複数の企業がスペースを借りて使用するデータセンター
 プロバイダ―例

プロバイダー概要
Equinix(エクイニクス)世界で最も大きなコロケーションデータセンタープロバイダーの一つで、
グローバルに200以上のデータセンターを運営しています。
Digital Realty(デジタルリアリティ)世界各地でデータセンター、コロケーション、相互接続ソリューションを提供しています。

3. ハイパースケールデータセンター: 大規模なクラウドサービスプロバイダーが運営する巨大なデータセンター

名称概要
Amazon Web Services (AWS)Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービス。
幅広いサービスと高い信頼性を持つクラウドプラットフォームで、
特に大規模なグローバル展開やスケーラビリティが求められる
プロジェクトに適しています。
Microsoft Azure(アジュール)Microsoft社が提供するクラウドサービス。
企業向けの統合ソリューションとハイブリッドクラウドに強みがあり、
Microsoft製品を多く利用している企業に最適です。
Google Cloud Platform (GCP)Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称。
データ分析と機械学習に強みがあり、データドリブンなプロジェクトや
コンテナ化されたアプリケーションに最適です。

データセンターの重要性と注目されている理由

1. データの安全な保存と管理
 データセンターは大量のデータを安全に保存し、常にアクセス可能な状態を維持。
 高度なセキュリティ対策でデータ漏洩や不正アクセスを防ぎ、顧客情報や機密情報を保護。

2. 高い可用性と信頼性
 24時間365日の運用により、重要なアプリケーションの停止を防止。
 冗長構成でシステム障害時もサービスの継続性を確保。

3. インフラストラクチャの集中管理
 一箇所に集中した物理インフラの効率的な管理と、需要に応じたリソースの柔軟な拡張・縮小が可能。

4. コスト削減
 自社運用よりも経済的。インフラコストの共有や専門スタッフによる運用・保守で運用負担を軽減。

5. ビジネスの継続性
 災害対策や定期的なバックアップにより、災害時でもデータ損失を防ぎ、業務の継続性を確保。

6. グローバルな接続性
 高い接続性で世界中のユーザーに低遅延のサービスを提供。クラウドサービスとの連携で柔軟なITソリューションを提供。

データセンターの役割を可能にする特別な電力供給

データセンターは大量の電力を消費するため、信頼性の高い電力供給システムが必要です。
無停電電源装置(UPS)や発電機が導入され、停電時にも継続して電力を供給します。

無停電電源装置(UPS: Uninterruptible Power Supply)とは、電気が急に止まっても、コンピュータやサーバーが動き続けられるようにするための装置です。UPSにはバッテリーが入っていて、普通の電気が使えなくなったときにすぐにこのバッテリーから電気を供給します。

データセンターの電力供給は通常、以下のような多段階のシステムで構成されています。

1. 一次側(プライマリ側)
電力会社からの電力がまず一次側の設備に供給されます。
ここにはメインの変圧器や無停電電源装置(UPS)が含まれます。

2. 二次側(セカンダリ側)
一次側からの電力が二次側の設備に供給され、そこから各サーバーラックに分配されます。

 ◆二次側ラックの役割と機能
 ① 配電ラック
  二次側ラックには配電ユニット(PDU:Power Distribution Unit…)が設置されています。
  PDUは、一次側から供給された電力を各サーバーやネットワーク機器に分配します。
 ②ケーブル管理
  二次側ラックでは電力ケーブルやネットワークケーブルが整然と配置されており、
  効率的な運用とメンテナンスが行えるようになっています。
 ③ 電力監視
  二次側ラックには電力の使用状況を監視する装置が組み込まれていることがあります。
  これにより、電力消費の最適化や異常検知が可能です。

<二次側ラックの例>
  ①サーバー
  ・・・データの処理、アプリケーションの実行、ウェブホスティングなどの機能を提供する
  ②ストレージ装置
  ・・・大量のデータを保存するためにストレージ装置が必要
  ③ネットワーク機器
  ・・・データセンターの中でデータを送ったり受け取ったりするためのスイッチやルータを設置
  ④ラックマウントPDU(ラック型PDU)
  ・・・ラック内の各サーバーに電力を供給するための装置です。
   PDUはラックに取り付けられ、複数のアウトレットを持っています。
  そのほかにも、下記機器が設置される場合もあります。
  ・UPS(無停電電源装置)
  ・冷却機器
  ・監視および管理機器

 データセンターの二次側ラックは、一次側から供給された電力を各サーバーやネットワーク機器に分配するための重要な役割を果たします。
この役割により、データセンター全体の電力供給が効率的かつ安全に行われるようになります。
二次側ラックは、配電ユニット、ケーブル管理、電力監視装置などを含む複雑なシステムで構成されています。

この重要な役割を果たす二次側ラックへの電力供給で注目されているコンセント(ソケット)がMENNEKES(メネケス)社の製品です。

データセンター専用 MENNEKES製品が注目される理由

理由1) UL および国際認証を取得した二重定格デバイス
→デバイスが異なる二つの定格(通常は電圧や電流の仕様)に適合している

理由2) IEC 60309-1、60309-2に準拠 = 製品が安全で信頼性があり、国際的な基準に準じる
→国際電気標準委員会(IEC)が発行した規格に準拠している
 ・IEC 60309-1: プラグ、ソケット、コネクターの一般的な要件と試験方法を定めています。
 ・IEC 60309-2: この規格は、工業用および商業用のプラグ、ソケット、コネクターの特定のタイプに関する詳細な要件を定めています。
         例えば、各種の電圧や電流、極数、配線方法などが規定されています。

理由3) 高い信頼性と耐久性
 厳しい環境でも安定して使用できるように設計されており、耐衝撃性、耐水性、耐腐食性に優れています。
 また、内部にシーリングングとサポートワッシャーが付属しており、内部に気体や液体などの流体が進入することを防止します。

 MENNEKES(メネケス)の素材
 プラグとソケットの筐体とインレットは、AMAPLAST と呼ばれる高品質なプラスチックで作られています。
 作業者にとって負担となる重さを改善することで、作業効率UPにも繋がっています。

プラグ:ME530P6W

北米向けデータセンター用 メネケス製品の型式

 例 ME530C6W 

上記には、下記の情報が含まれています。

北米向けデータセンター用型番

ME:MENNEKES(メネケス)
5:ピンの数 5P
30:電流値 30A
C:CONNECTOR(コネクタ)、Pならプラグ、Rならレセプタクル、Bならインレット
6:アースの位置 6時
W:Water Tight(防水)

型番 ME530C6W は、アジア向けでは 型番60843と表記されてます。

メネケスのプラグはどこで購入できる?

日本の代理店 (株)ケー・シー・シー・商会 からご購入可能です。
公式オンラインショップなら在庫分は当日出荷が可能◎

netshoplink
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掲載のない型式も、お取り寄せ可能です。(メーカー在庫ありなら、最短1ヶ月にてご用意可能◎)
ご希望の型式と数量をご確認の上、ショップ内お問い合わせフォームまたは お電話(078-992-1114)にてお気軽にご連絡ください。