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MENNEKES AM-TOP 2175Bとは?リーファーコンテナ用プラグの基礎知識

MENNEKES 2175B
MENNEKES 2175B

リーファーコンテナ(冷凍・冷蔵コンテナ)の電源プラグについて調べていると、必ずといっていいほど目にするのが「MENNEKES 2175B」という型番です。このページでは、この2175Bがどのようなプラグなのかを徹底解説いたします。


1,MENNEKES(メネケス)とはどんなメーカーか

MENNEKES

MENNEKESは、1935年にドイツで創業された電気設備メーカーで、1948年から産業用プラグ・ソケットの製造を手がけています。現在ではCEEコネクタ(産業用プラグ・コネクタの国際規格に準拠した製品群)のマーケットリーダーとして、世界90カ国以上に製品を供給しています。

コンテナ輸送の分野でも、MENNEKES製のプラグ・レセプタクルが数多く採用されています。

2,AM-TOPシリーズとはどんな製品群か

MENNEKES 2175B
MENNEKES 2175B

2175Bは、MENNEKES社の「AM-TOP」という製品シリーズに属するプラグです。AM-TOPは1987年に発表された、MENNEKES社の特許を取得している製品シリーズです。

【特徴】

  • 堅牢な一体型ハウジング(高耐久のAMAPLASTケーシング使用)、丈夫かつ軽量
  • ニッケルめっきのコンタクトを採用、過酷な環境向けに設計されている
  • ねじ式端子による比較的簡単な接続
  • ストレインリリーフ(ケーブルの引っ張りに対する保護機構)内臓:ケーブルのねじれを防止
  • 保護等級 IP67

つまりAM-TOPシリーズは、「屋外・現場での配線作業のしやすさ」と「過酷な環境での耐久性」を両立させたシリーズです。2175Bは、このシリーズの中でも400V系・32A・IP67仕様の製品にあたります。

3,2175Bはリーファーコンテナのどこに使われているか

リーファーコンテナ

リーファーコンテナには、庫内の冷凍機に給電するための電源ケーブルが備え付けられており、そのケーブルの先端(終端)にプラグが取り付けられています。ここには、国際規格IEC 60309に適合した専用プラグが使われており、MENNEKES 2175Bはその代表的な製品の一つです。

ご自身のコンテナに使われている型番は、プラグ本体の刻印で確認できます。

4,MENNEKES 2175Bの詳しい仕様

MENNEKES 2175B ケーブル接続部
2175Bケーブル接続部
項目内容
シリーズAM-TOP
定格電流32A
極数4極(L1,L2,L3,アース)
定格電圧400〜440V
クロックポジション3h
端子構造ねじ端子式(Screw Terminals)
保護等級IP67
本体色
規格IEC 60309-2
認証CE、CB、VDE、EAC、CQC
環境適合RoHS、POPs

5,なぜ「赤色=400V」なのか

MENNEKES 識別カラー

CEEコネクタには、BS EN60309-2やIEC60309に準拠した業界標準の識別カラーが採用されており、色によって定格電圧帯が決められています具体的には、紫が20〜25V、白が40〜50V、黄が100〜130V、青が200〜250V、赤が380〜480V、黒が500〜1000Vとされています。

2175Bが赤色であることは、この規格上380〜480Vの製品であることを示しています。現場でプラグを見分ける際、型番を確認できない状況でも、色を見ることでおおよその電圧帯を判断できるのはこのためです。

6,2175Bと組み合わせて使われるコネクタ

コネクタ AM-TOP® 2177A
コネクタ AM-TOP® 2177A

2175Bと対になるコネクタは「AM-TOP® 2177A」です(その他、対応するソケット類下記にまとめて記載)。
また、接続部を保護するカバー40841など安全性、長期使用の観点から多くご要望いただいております。

【 2177A 以外の対応品 】
・壁掛け式コンセント DUO R 5704403G
・壁掛け式コンセント DUOi R 5714403G (インジケーター付き)
・壁掛け式コンセント 9562
・壁掛け式コンセント 5946A
・パネル取り付け型ソケット 2123A
・パネル取り付け型ソケット 7538
・AMAXX®複合ユニット 936533
・AMAXX®複合ユニット 936533C
・AMAXX®複合ユニット 949927 ほか

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7,2175Bへのケーブル接続方法(結線の基本)

MENNEKES 2175B ケーブル接続
フェルール端子による接続

2175Bが採用している「ねじ端子式(Screw Terminals)」は、電気工事の現場で長く使われてきた基本的な接続方式です。撚り線(よりせん)を導体端子に差し込み、ねじで締め付けて固定する接続方式です。

MENNEKES社としては、フェルール端子を取り付けて接続する方法を推奨しています。

具体的な手順としては、プラスドライバーなどを使って導線をねじで締め付け、2本のねじでしっかりと固定します。高負荷にも耐えられる一方で、使用を続ける中で緩みが生じることもあるため、定期的な増し締めやトルク管理(規定の締め付け力で締まっているかの確認)が求められます。

なお、ケーブル接続は電気工事士など有資格者が行うべき作業であり、誤った接続は感電や発火につながる危険があります。実際に、日本の棒端子は長さが足りず接続不良を起こした事例が報告されています。
【詳しくはこちら:"コンテナのケーブルが切れた?(冷凍・冷蔵コンテナ用延長ケーブル MENNEKES)"】
接続作業は、必ず有資格者に依頼するようにしてください。

8,まとめ

MENNEKES 2175Bは、1935年創業のドイツMENNEKES社が製造する、AM-TOPシリーズに属する産業用プラグです。32A・4極・400〜440V・IP67という仕様を持ち、CEE規格に基づく赤色の外観から400V系の製品であることが見分けられます。リーファーコンテナの電源ケーブル終端に使われる代表的な製品として、多くの現場で採用されています。

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