「電線に線番を付ける」電気工事や各種機器の製造現場では当たり前の作業ですが、その"当たり前"をもっと安全に、もっと便利に、そしてもっと環境にやさしく、そんな想いから誕生したのが、今回紹介する新商品【レーザーマークバンド】です。
このブログでは、【レーザーマークバンド】が従来の配線標示材 "マークバンド" とどう違うのか、どんなメリットがあるのかをできるだけわかりやすく解説します。電気等の知識がない方でも理解いただける内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

1.そもそも「マークバンド」ってなに?

マークバンドとは、電線やチューブに取り付けて、配線の名前や番号などを標示・識別するための配線標示材です。 マークチューブなどとは異なり結線後でも後付けできる便利な配線標示材です。 配電盤や制御盤、建物の電気工事現場、機器の配線が複雑になると、どの線が何のために使われているのか分からなくなってしまいます。それを防ぐために、あらかじめ「これは1番」「これはアース」「これは塗装用」などとマークしておくのがマークバンドの役割です。
通常、マークは1本の電線の両端に1個ずつ使用するため、同じマークが2個ずつ必要になります。電線の両端にマークをつけることで、複雑な配線や遠距離の配線でもどの線がどの役割を果たす線なのか瞬時に判断することができます。これにより、配線作業をスムーズにしたり、誤配線を防止したり、機器の故障や誤使用を防ぐことができます。 また、特に制御盤等では保守点検や改修作業の際もマークバンドでこの線は○○とすぐに識別ができ、安全かつ効率的に作業を行うことができます。
マークバンドは、ポリアセタール樹脂製で、数字やアルファベット、記号が印字されたもののほか、色無地品があります。

≪豆知識1≫
・結線とは・・・電気の通り道(電線)を正しくつなげる作業のことです。配電盤や配線工事など、電気を使うあらゆる場所で必要であり大切な作業です。
・マークチューブとは・・・丸穴のチューブで線番標示や絶縁の目的で電線に取り付けれらる配線標示材です。
・配電盤とは・・・建物に送られてきた電気を、それぞれの場所に分けて送る装置です。
・制御盤とは・・・工場の機械や設備を自動で動かすための電気の指令センターです。
2.従来のマークバンドの課題

これまで使われてきたマークバンドには、いくつかの課題がありました。
1)希望の文字を印字できない(数字・アルファベット大文字・+,-のみ)
→ 表示できる情報量に限りがあった。
2)色物は印字品がない
→ 色物は無地品しかなく、色と文字の両方で識別をしたい場合は、2種類のマークバンドを組み合わせる必要があった。

3)串の持ち替えが手間
→ 線番を入れる際、マークバンドは1本の串にすべて同じ文字が印字されているため、異なる文字を入れたい場合は串を持ち帰る必要があった。
このように、便利だけど改善の余地があるというのが、これまでのマークバンドでした。
≪豆知識2≫
・有機溶剤とは・・・ほかのものを溶かす力を持つ液体で、「有機化合物」と呼ばれる成分からできています。塗装(ペンキを塗る作業)や洗浄(汚れを落とす作業)、印刷など、いろいろな現場で使われています。通常は液体ですが、空気中にすぐに蒸発して気体(蒸気)になるという特徴があり、その蒸気を吸い込むと吸い込むと、人の体にさまざまな悪影響を与えるリスクがあります。頭痛・めまい・吐き気・目やのどの痛み、長く続くと肝臓や神経へのダメージ、慢性中毒になる可能性があり取扱いには注意が必要です。インクに使用される場合、「よく乾く、にじみにくい、水に弱い素材にも使える、保存しやすい」といった特長から使用されています。
3.業界初!「レーザーマークバンド」
今回新しく発売された 「レーザーマークバンド」は、これらの課題を一気に解決する革新的な製品です。
その特長を一つずつ見ていきましょう。
1)作業効率が大幅アップ!

①「マークバンドって小さくて、電線に通すのが大変そう…」
そんなイメージ、ありませんか?
レーザーマークバンドは、“串”にリブをつけることで剛性を強化しました。
これにより、指で押してもしならず、電線やチューブにスッと挿入できるようになりました。
②「連番で番号を付けるため、1回1回持ち替えが面倒・・・」

"カスタム印字対応あり"
レーザーマークバンドなら指定の配列で印字製作できるため、持ち替え不要に!
作業効率UPと間違い防止に繋がり良いことばかりです。
③マークバンドの場合、"P24"と印を標示する際、"P、2、4"を一つずつ電線に入れる必要があり、「マークバンドの持ち替えや文字を組み合わせるのが面倒・・・」
レーザーマークバンドなら1つに"P24"と印字できるのでので持ち替え不要となります。
電線にレーザーマークバンドを1個入れるだけで作業が完了します。


作業者にとっては、
・ 手間が減る
・ 時間が短縮できる
・ 手が疲れにくい
という、まさに「ラクに使える」製品になっています。
④高精細で自由なカスタマイズが可能


レーザーマーキングは、非常に細かい表現が可能です。
そのため、以下のようなカスタムマークも自由に入れることができます。
・ お客様の会社ロゴ
・ QRコードや二次元コード、データマトリクス
・ 指定の文字列や連番、記号など
* 色物への印字も可能です
大量の配線を扱う現場では、ちょっとした工夫が作業効率や安全性に直結します。 見やすく、読み間違いが起きにくいマークを使うのは大きなメリットです。
2)環境へのやさしさを実現

従来のマークバンドでは、顔料や有機溶剤が使われていました。これらは環境への負荷が高く、取り扱いにも注意が必要でした。
レーザーマークバンドは、顔料・インク・溶剤を一切使用しないため、
・ 廃棄物を減らせる
・ 作業者の安全性が向上する
・ 製造工程でもCO₂排出を抑えられる
といった、環境と人にやさしい製品です。
3)耐久性に優れた素材とレーザーマーキング技術を採用!
レーザーマークバンドは、レーザー光による"発泡"や"酸素欠損"によって発色する技術を使用しています。
インクを使わず、素材そのものを変化させて文字を描くため、
・にじまない
・摩耗に強い
・消えにくい
・においがしない
などのメリットがあります。
これにより、長期間にわたって文字がはっきりと読み取れるようになります。

また、素材変更で耐熱性が80℃ → 90℃ へ向上しました。
マークバンドの素材は、ポリアセタール樹脂を使用しており耐熱温度は80℃でした。
今回のレーザーマークバンドでは、素材に『ナイロン66(UL94-V2材料使用)』を採用することで、耐熱温度が90℃に向上しました。これにより、高温環境でもより安心して使用できるようになり、これまで温度ギリギリで使用していた現場でも、余裕をもって対応できるようになりました。
4.活用例:こんなところで活躍します!
レーザーマークバンドは、次のような現場での利用に最適です。
・ 工場の制御盤・配線工事
・ ビルや公共施設の電気設備
・ 産業用インクジェットプリンターのインクチューブや小型ホースの行き先標示
・ LANケーブルの行き先標示

また、ロゴや二次元コード、データマトリクスの印字が可能となったことで商品のブランディングや情報提供、生産管理など 幅広い用途での活躍が期待できます。
5.まとめ:レーザーマークバンドは次世代スタンダード

「レーザーマークバンド」は、これまでの常識を塗り替える配線表示材です。
これからの工場、電気工事、製造業の現場において、新しいスタンダードになる可能性を秘めた製品です。
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