
冷凍倉庫運営や物流業務で、いま注目されているのが“リーファーコンテナ(冷凍コンテナ)”です。食品、医薬品、生鮮品など、温度管理が重要な貨物を扱う現場では、ドライコンテナではなく、冷蔵・冷凍機能付きのリーファーコンテナの需要が高まっています。
しかし、そんなリーファーコンテナを使う現場では、思わぬ「給電」の問題で業務が止まってしまうこともあります。その“トラブル”と、それを防ぐ“リーファーコンテナ用延長ケーブル”の必要性をお伝えいたします。
1.リーファーコンテナの給電方式 と ケーブル長さ
■リーファーコンテナの給電とは?
リーファーコンテナは、庫内温度を一定に保つために冷凍機能を備えています。その冷凍機を動かすには、電力の供給が必要です。通常、コンテナ外部から伸びている電源ケーブルと専用プラグで給電を行います。
多くは 3 相 400 Vで運用されることが多く、IEC規格に準拠したプラグやコネクター(MENNEKES 社など)が使用されます。

≪豆知識≫
昔は、200V仕様のコンテナと400V仕様のコンテナが混在していました。現在は、400V仕様のコンテナが一般的です。その為、施設が200Vの設備の場合、昇圧器を使用して400Vに昇圧してコンテナに電力を給電する必要があります。[冷凍コンテナ用昇圧器はこちら]
■ケーブルは何メートルくらい長さのものがついているのか?
実は「リーファーコンテナに最初から付属する電源ケーブルの長さ」は、明確に“この長さ”と決まっているものではない、というのが実情です。 一般的に15mほどの長さのケーブルが付属しているようですが、下記条件によって異なります。
・コンテナの用途(輸送用か、据え置き倉庫用か)
・電源供給設備の位置(電源盤や発電機までの距離)
・プラグやコネクタの仕様
現場の方によると、基本的に”コンテナの長さ分はついている”とのことです。冷凍倉庫で保管の際、設備側に電力の供給口があります。そこまで届かなければ給電することができません。
では、なぜコンテナの長さ分のケーブルがついているのに延長ケーブルが必要なのでしょうか?
その理由をご紹介します。
2.現場でよくあるトラブル:ケーブル切断・延長不足で給電できない
実際に現場からは以下のような声がよく聞かれます。
① 「付属ケーブルの長さが足らず、給電口まで届かなかった」
これは、付属のケーブルが何らかの要因で途中で切れてしまい、その切れた部分にプラグを取り付けてあったため、本来の長さよりケーブルが短く給電口まで届かなかったということです。特に海外から送られてきたコンテナは、さまざまな地を経由しており取り扱いが適切でない場合があります。

② 「冷凍倉庫のトラックバースがすべて埋まっており、コンテナの停車位置から給電口までケーブルが届かない」
これは、港にコンテナを無料保管できる期間が決まっており、それを超えて留め置いた場合“超過料金”が発生します。それを防ぐために港にあるコンテナを期間内に引き取る必要があります。その結果、規定数を超えたコンテナが倉庫に集まることがあります。特に、倉庫の外壁にある給電盤や、地面から離れた位置の電源コンセントに接続する場合、 標準ケーブルでは長さが足りない ことが少なくありません。

その結果、冷凍機が起動できず、庫内温度が保てない…。食品が解凍されて品質を失ったり、医薬品の管理ができなかったり――大きな損失につながる可能性があります。 そんなとき、現場担当者や倉庫管理者からよく聞かれるのが次の声です。
「延長ケーブルがあれば助かる」
「家庭の延長コードみたいな感じで、もっと長ければ…」
3.解決策:リーファーコンテナ用 延長ケーブルの活用
そこで活躍するのが、リーファーコンテナ(冷凍コンテナ)専用の延長ケーブルです。 いわば、家庭用の延長コードのように、給電口まで届かない場合にその橋渡しをしてくれるケーブルです。
【特徴】
・ケーブルの長さは5メートル~40メートルまで選択可能
・両端に専用プラグ/コネクタ/保護カバー(MENNEKES プラグ 型番2175B とコネクタ 型番2177A、保護カバー型番40841)を装着→ IEC規格準拠 [仕様 400-440V、32A、3P+E、3h、IP67]
・軽量化を意識した設計で、扱いやすく、届いたその日から使える
当社の延長ケーブルは、世界140か国で採用されるドイツ MENNEKES(メネケス)社の正規部品を使用しています。
MENNEKESはIEC規格プラグのリーディングメーカーで、信頼性の高さから港湾・工場・データセンターなど厳しい環境で使われています。当社は国内正規代理店として、安全性を重視した高品質な組立とサポート体制を提供しています。
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4.導入メリット
1)給電口の位置を気にせず設置可能
倉庫内の給電盤が遠くても、延長ケーブルで対応できれば設置場所の自由度が上がります。
2)AMAPLASTという高級高耐熱性素材で作業性と耐久性を実現
軽く耐久性のあるコネクタは、金属製と比べ扱いやすく作業性に優れています。
また、絶縁性、耐摩耗性、耐熱性にも優れています。
3)安全・保守性の向上
プラグに専用保護カバーが付属しているため、保管時のほこりやさびによる劣化、再接続時のトラッキング現象(加熱、故障、火災など)を防ぎます。これにより、安全に長くご使用いただけます。
5.どんな現場で特に必要か?
以下のような状況の冷凍倉庫・物流センターには、特におすすめです。
・コンテナを 屋外またはターミナル以外の場所に据え置き する倉庫
・給電盤・電源コンセントとコンテナの距離が離れている現場
・コンテナ付属ケーブルが短く接続できないことが過去にあった
・冷凍 冷蔵品(食品、医薬品、生鮮品など)を長時間安定的に保管・管理する必要がある
6.まとめ 冷凍コンテナの“電源問題”-延長ケーブルが安心と安全をつなぐ
リーファーコンテナは、多様な貨物を定温で運び・保管できる非常に便利なインフラですが、それには電力の給電が必要です。専用の延長ケーブルを使えば、下記のメリットを享受できます。
・給電口までの距離を気にせずコンテナを設置
・ケーブル切断・破損時による付属ケーブルの長さ不足にも迅速に対応
・安定した冷凍 冷蔵管理を継続
物流担当者・倉庫管理者の皆さまにとって、荷物の管理に不備があると信頼を失うとともに、多額の賠償請求となる場合もございます。予期せぬトラブルに対応できるよう日頃から備えを行っておくことはとても大切です。
7.ご購入・お問い合わせはこちら
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ご希望数に満たない場合は、ショップ内[お問い合せ]よりお気軽にご連絡ください。

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TEL:078-992-1114 営業時間 8:45~17:30(12:00~12:45を除く)
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