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導入事例

配線識別用マークバンド

マークバンド

配線表示の作業時間をアップ 後付け可能な識別表示
~マークバンド~

配線で使用するマークバンドとは

マークバンドの目的

「マーク」とは「目印」という意味の言葉です。ここから、「目印となるバンド」という意味で、配線に目印を付ける意味で使われるのがマークバンドです。
マークバンドは配線のミスを予防し保守作業を用意にする役割を担います。
多くの配線が交差する制御盤では、保守作業の道標となり、設計者や製作者の意図を第三者へ伝える重要な意味を持ちます。

マークバンドの特徴と種類

マークバンドはポリアセタール樹脂でできており、色やサイズ、印字文字が異なります。

    • サイズ

マークバンドのサイズは、電線の仕上がり外径に合わせて7種類に分かれます。
0.5~50.0sqまでの電線に対して使用することができます。

色物は印字文字がなく、白・赤・青・黒・黄・緑・灰の7種類があります。
(KL型には灰色はありません。)

<導体の配置および色識別「JEM-1134」準拠>

電気方式  左 右
 上 下 
 遠 近の別
色別
三相回路 右から
上から
近い方から
1相 2相 3相 中性相
単相回路 1相 2相 中性相
直流回路 右から
上から
近い方から
正極 負極
  • 印字される文字

印字文字は、数字0~9、+、-、英字A~Zまでの38種類です。

  • 形状や特殊な機能

マークバンドはアルファベットの"C"のような形状をしており、配線後でも装着可能です。
また、配線の太さに多少の差異があっても使用可能です。

マークバンドの注意点と問題点

マークバンドを取り付ける向き

客先や社内規定がある場合はそれに合わせて取り付けます。

下記2種のような読み上げ方式がございます。

マークバンドは必ず偶数

マークバンドは必ず偶数で用意します。これは、マークバンドを電線の両端に付ける為です。
最初に偶数個で用意しておけば、片端だけ付け忘れた場合に気づくことができます。

脱落・ずれに注意

電線が適用サイズよりも小さい場合、移動や回転してしまいます。

配線作業時の手間

マークバンドは、マークチューブと違い線番を後から容易に装着することができます。
一方、マークチューブは電線の先に圧着端子が付けられていることが多く、
圧着端子を切断しマークチューブを入れ、再度圧着をやり直す等の手間がかかります。

マークバンドが伝える重要な情報

マークバンドは、設計者の変更意図を作業者が容易に実現するものです。
誰でも簡単に取り付け可能なマークバンドで、日々の業務の作業効率を高めましょう!

   株式会社ケー・シー・シー・商会
   所在地          兵庫県神戸市西区室谷1丁目2-1
   TEL            078-992-1113(担当者:二星)
   詳細はこちら!      https://www.kccshokai.co.jp/products/markband/
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